家を売るとき、一番高い査定額を出した会社を選べばいいと思っていませんか。
- 査定額が高い会社を選べばいいのか分からない
- 一括査定を使うと営業電話がしつこそうで怖い
- どの不動産会社が自分の家に合うのか判断できない
早速結論からお伝えすると、不動産一括査定は「高い査定額を出した会社を選ぶサービス」ではなく、「損しない売却判断をするための比較の入口」です。
僕は中古マンションを2回売ったことがあります。
そのうち直近の売却では、イエウールを使って査定を取り、9ヶ月かけて最終的に1,020万円で成約しました。
そしてその前には、倹約家としてかなり大きな失敗もしています。
ぴのやん不動産って金額が大きすぎて、
節約ブログと関係あるん?



めちゃくちゃあるで。家を安く売ったら、
日々の節約が一瞬で吹き飛ぶからな。
この記事では、節約家の僕が実際に家を売って感じた「不動産一括査定の選び方」を、査定額に踊らされない視点でお伝えします。
査定額だけでは分からなかった、9ヶ月の売却体験はこちらです。


不動産一括査定の選び方は「サイト選び」だけで決まりません


- 一括査定は複数社を比べる入口
- 査定額は売却価格の保証ではない
- 最終的に見るべきは不動産会社の根拠・対応・戦略
一括査定サイトは「比較できる状態」を作るために使う
不動産一括査定は、家を高く売ってくれる魔法のボタンではありません。
なぜなら、実際に家を売るのは一括査定サイトではなく、その先で出会う不動産会社を通じて売却するからです。
一括査定サイトの役割は、複数の不動産会社に査定を依頼して、比較できる状態を作ることです。
つまり、選び方で大事なのは「どのサイトなら絶対に高く売れるか」ではなく、「自分の物件をちゃんと見てくれる会社に出会えるか」です。



サイトを選んだら終わりやと思ってたわ。



そこからが本番やで。査定額の理由を聞いて、
会社を見極めるところが大事やねん。
中古マンション売却、実は2回目
実は、僕は今回売ったマンション以外にも、28歳の頃に中古マンションを一度売却しています。
ただ、14年くらい前の話なので、正直どうやって不動産会社を選んだのかはあまり覚えていません。
一括査定サイトも、おそらく使っていなかったと思います。
だからこそ、今回の売却では「なんとなく進める怖さ」を感じました。
家の売却は、金額が大きいため、なんとなくで決めると、あとから取り返しが大変です。



覚えてへんのかいw。



覚えてへんことを盛っても意味ないからな。
今回はちゃんと覚えてる方の話やで。
僕が大きなお金で失敗して学んだこと


- 中古マンションを500万円で購入
- リノベーションに830万円かかる
- あとから直接内装屋さんなら約400万円でいけたと聞いて衝撃が走る
安く買ったつもりが、リノベで大きく失敗してた
僕にとって、不動産まわりで一番大きな失敗はリノベーション費用でした。
今回売ったマンションは、兵庫県内にある中古マンションです。
- 築年数は古く、1975年4月施工。
- 築50年近い物件
- 購入価格は500万円
ここだけ見ると、かなり安く買えたように見えます。
しかし、購入後のリノベーションに830万円かかりました。



購入した不動産経由でリノベ依頼したもんな。



後からさ、内装の親方と話す機会があって、
「400万円でできるで」って言われた時は衝撃やった。
不動産屋に言われるがままにリノベを実施したことが、倹約家として最大級の失敗です。
不動産は「知らないだけ」で数百万円変わることがあります
不動産は、情報差がそのまま金額差になりやすいです。
なぜなら、日用品のように何度も買ったり、メルカリのように簡単に売ったりしないからです。
つまり経験や知識がないまま、大きな金額を判断することになります。



400万円ほど損してるからね〜。
もう笑うしかないわ。



そうやねん。大きな判断で損しないことも、
立派な節約やで。
僕もリノベのときは、もっと比較すればよかったと後悔しました。
不動産一括査定の選び方も、ここにつながります。
選び方1|査定額の高さだけで決めない


- 査定額は売却価格の保証ではない
- 高すぎる査定額には理由を確認
- 査定額よりも根拠が大事
査定額は「売れる金額」ではない
不動産一括査定で一番やりがちな失敗は、査定額だけで会社を選ぶことです。
なぜなら、査定額はあくまで目安だからです。
つまり実際にその金額で売れるワケではありません。
僕の場合、査定は1,230万円前後でした。
詳しい内容は下記の記事で解説しています。



査定1,230万円でも、実際は1,020万円やったん?



そうやで。査定額は入口やねん。
売れる金額とは別で考えた方がええで。
高い査定額より、その根拠が大事
比較するときは、査定額そのものよりも不動産屋が提示した根拠が大切です。
なぜなら、根拠なき高い査定額には、自分とこだけで契約を結びたい可能性が高いからです。
我が家の事例では、4社のうち1社がこのように対応していました。
査定額の根拠を示すことなく、自社の会社紹介と歴史をツラツラ・・・。
最後には「頑張りますので、ぜひ私に任せてください」と熱意のみでした。



なんか信用にかけるね。



恐らく自分とこの1社だけの契約にしたかったんやろな。
(※専属専任媒介契約のこと)
専属専任媒介契約とは、専任媒介契約と同様に売却活動を1社に任せる契約ですが、報告回数が多く設定されています。そのため積極的な売却活動が見込める一方で、自分で買い主を見つけたときでも仲介手数料を払わなければなりません。
引用元:suumo
査定額を提示するなら最低でも、
- 周辺の過去売却事例
- 自社の販売実績
- リノベーションの評価
上記くらいの根拠が必要です。
選び方2|連絡のしやすさと担当者の相性を見る


- 不動産売却は長期戦と思ったほうがちょうどいい
- 連絡方法が合わないとストレスが増える
売却は思ったより長くかかることがある
不動産会社は、長く付き合える相手かどうかで選んだ方がいいです。
なぜなら、不動産売却はすぐ終わるとは限らないからです。
我が家の場合、売却には9ヶ月かかりました。
最初に査定を取って、売り出して、反応を見て、値下げもしました。



すぐに買い手が見つからなくて、ドキドキしたよね。



我が家の場合は売出し時は空き家にしてたから、
家賃とローンの支払で、貯金がゴリゴリ減っていってたからな。
だからこそ、担当者との相性は大事です。
- 質問や相談のしやすさ
- 説明の分かりやすさ
- 連絡のペースが合うかどうか
こういうところは、査定後の最初のやりとりで確認できます。
返信の速さ、説明のわかりやすさ、こちらの質問に正面から答えてくれるか。査定の段階でのやりとりが、そのまま相性のバロメーターになります。
店舗に何度も行かなくていいのも大事でした
僕にとっては、連絡や手続きのしやすさも大きな判断ポイントでした。
なぜなら、仕事や家庭がある中で、何度も店舗へ行くのは負担だからです。
僕の場合、店舗へ行ったのは主に成約時の契約と最終決済の2回でした。
それ以外の基本的な連絡手段は、メールや 電話が中心です。



店舗2回だけならだいぶ楽やな。



そうやねん。売却中のストレスを減らす意味でも、
連絡方法の相性は見た方がええで。
不動産会社を選ぶときは、査定額だけでなく、やり取りのしやすさも見た方がいいです。
売却はお金だけでなく、時間と気力も使います。
選び方3|売却までの戦略を説明してくれる会社を選ぶ


- 売り出し価格をどう決めるか確認
- 反応が悪いときの値下げ方針もチェック
査定後にどう売るかまで聞いておく
不動産会社を選ぶときは、査定後の売却戦略まで聞くべきです。
なぜなら、家は査定して終わりではないからです。
- いくらで売り出すのか
- どれくらい反応を待つのか
- 反応が悪いときに、いつ値下げするのか
- 値下げの底を共有する
ここまで話せる不動産会社の方が、売却中に迷いにくいです。



査定額だけ聞いて満足したらあかんのやな。



そうやで。売り出してからの動きを話し合っておくと、
あとで焦りにくいで。
とはいえ僕は売出後、半年超えたあたりから焦っていましたがw。
値下げは戦略のひとつ
売却中の値下げは、失敗ではなく戦略の一つです。
なぜなら、売り出し価格はあくまで「市場の反応を見るための出発点」だからです。反応を見ながら価格を調整していくこと自体が、売却プロセスの一部です。
我が家の場合では、イエウールのAI査定で805万円、4社の不動産会社の査定額の平均が約1,230万円。



ちょっと欲張って1,280万円で売り出したもんね。



あわよくば感はあったよな。
でもやっぱり売れへんしw。
ちなみに最終許容していた売出金額の底値は980万円。
2回の値下げの末、なんとか1,020万円で成約しました。
だから「どこまで粘るか」「いつ価格を見直すか」を事前に話せる会社だと安心です。
僕がイエウールを選んだ理由


- 正直、他の不動産一括査定サービスをあまり知らなかった
- チャット形式で入力しやすそう
正直、他のサービスをほとんど調べずに選びました
僕がイエウールを選んだ理由は、他の不動産一括査定サービスを知らなかったからです。
たまたま目についたのがイエウールで、チャット形式で入力しやすそうだったので使ってみました。
だからこの記事でも、使っていないサービスをランキング形式でおすすめすることはしません。
僕が実際に使った範囲で、選び方として大事だと思ったことを書いています。



使ってないサービスは勧められへんよな。



そこは正直にいくで。エアプはあかん。
チャット形式で進めやすかったのも大きいです
入力のしやすさも、一括査定サイトを選ぶうえで大事です。
なぜなら、不動産情報の入力はけっこう面倒だからです。
- 住所
- 物件種別
- 築年数
- 間取り
- 売却理由
など、入力することは多いため、その時点で面倒になってやめる人もいると思います。
僕がイエウールを使ったときは、チャット形式で進めやすい印象がありました。



不動産の入力って聞くだけでちょっと面倒やわ。



分かるで。だから最初に進めやすいかどうかも、
選び方の一つやと思うわ。
査定1,230万円から最終1,020万円へ。イエウールを使った9ヶ月のリアルはこちらにまとめています。


まとめ|不動産一括査定は、大損を避ける比較の入口です


- 不動産一括査定は高い査定額を選ぶだけのサービスではない
- 査定額よりも、根拠・担当者・売却戦略が大事
- 売却は長期戦になることを視野に入れ、焦らず進もう
不動産一括査定の選び方で大事なのは、「どこなら一番高く売れるか」を探すことだけではありません。
僕自身、500万円で買った中古マンションに830万円のリノベーション費用をかけ、あとから「もっと安くできたかもしれない」と知って衝撃を受けました。
不動産は、知らないだけで大きなお金が動きます。
だから売却では、同じ失敗をしないために比較することが大切です。
- 査定額の高さ
- その根拠
- 担当者との相性
- 売却までの戦略
このあたりを見ながら、一括査定を「大損を避けるための入口」として使うのがいいと思います。
僕が実際にイエウールを使って、査定1,230万円から最終1,020万円で成約するまでの流れは、下の記事に詳しくまとめています。



一括査定って、高い会社を探すだけやと思ってたわ。



高い査定額も大事やけど、それだけやないで。
損しないために比較するって考えると失敗しにくいで。






